【大切なお知らせ】
当院は、前身である紀平病院の開院(1948年)以来、77年の間、津市で産婦人科を続けてきました。この間、5万人以上の赤ちゃんが生まれており、地域の皆様のご支援のお陰といつも感謝しております。しかし、紀平正幸、紀平正道、ともに70歳を過ぎ、現体制でこのままお産を続けるには厳しい年齢となりましたので、何とか地域の皆様にご迷惑をかけないような形で事業承継ができる方法を模索しておりました。
この度、医療法人三美会 三重レディースクリニックに事業承継していただくことが決まり、三重大産婦人科の協力も得て、9月1日より神元有紀先生を院長として医療法人三美会 セントローズクリニックに移行することになりました。現在のスタッフはほとんど変わらず、正幸、正道の両名も手伝う形で診療に従事しますので、これまでと同様に産婦人科の診療もお産も続けます。
ただし、8月末からの移行の時期には、ご予約や待ち時間などで混乱が起きることが予想されますので、何とぞご了承ください。
令和7年 6月 吉日 セントローズクリニック院長 紀平正道
【医療機関以降のための臨時休業のお知らせ】
医療機関の移行には、三重レディースクリニックの電子カルテや設備を移動する必要があります。これには最低3日間が必要ですので、8月28日(木)~8月30日(土)は休診いたします。
お産については、その間もこれまでどおり対応できます。急患の方はお電話いただければ対応いたします。
患者様には、ご迷惑をおかけしますが申し訳ありません。
【お盆休診のお知らせ】
8月13日(水)~8月15日(金) 午後休診 します。
【RSウイルス感染症の予防について】
RSウイルス感染症は、多くの赤ちゃんがかかる病気で、感染すると咳がとても長く続く呼吸器感染症です。この病気は、ベイフォータスという抗体を生後赤ちゃんに接種することで予防できます。非常に高価な薬剤ですが、昨年11月から今年の10月までの1年間、三重県在住の赤ちゃんに会社が無料で提供しています。薬の発売前の臨床試験ではなく、すでに発売されている薬剤の効果を見るための研究ですので、心配な薬剤ではありません。当院では入院中に赤ちゃんに注射しています。接種するかどうかは患者様の自由ですが、当院では接種することをお勧めしています。
・キッズルームの廃止について
皆様に長らくご利用いただいておりましたが、保育士の確保が困難になりましたので、2024年12月末で廃止いたします。誠に申し訳ありません。
・2024年4月1日より、24時間対応で硬膜外麻酔による無痛分娩が可能となりました。
ただし、食後3時間以内は麻酔はできません。また、硬膜外麻酔の危険性を十分に理解していただいたうえで、同意書が必要ですので、出産までの妊婦健診時にご相談ください。
・妊婦健診での超音波検査は、健診終了とほぼ同時にネットにアップロードされますので、診察後にお渡しするQRコードにより、ケータイやパソコンでご覧いただけます(無料です)。
・当院では、後発医薬品の使用により医療費の削減を図るとともに、医薬品の安定供給への協力を実施しています。
現在、多くの医薬品について供給不足が発生しており、薬剤が変更となる可能性がございます。
変更にあたって、ご不明な点やご心配なことなどがありましたらご相談ください。